香住海岸の夕陽
「日本の夕陽百選」認定 日本海に沈む姿をご覧ください(4月~9月)
香住海岸の夕陽は「日本の夕陽百選」に認定されています。春から初秋にかけて、日本海に沈む姿は圧巻です。刻一刻と変わる風景をお楽しみください。ここでは、いくつかの夕陽スポットをご紹介します。
■ゆうなぎの丘
今子浦の高台にある芝生の広場。正面にクジラ(オタマジャクシ)に似ている「白石島」があり、写真のアクセントになります。西側には防波堤も見えます。イカ釣りに出る漁船が時折、オレンジ色の海面に航跡を残していきます。夕焼けの鎮まる頃には、漁火が一つまた一つと灯り始めます。
■大引きの鼻展望台
今子浦海水浴場から徒歩5分の断崖の上にある大引きの鼻展望台は、240度ぐるりと海を見渡せる穴場スポットです。遠くに見える半島「伊笹岬」には、平家落人伝承の残る御崎地区があります。春から夏至に近づくにつれ、夕陽の沈む位置は海の東側に移動し、秋になってまた日が短くなると半島の方へ隠れていきます。
■岡見公園
岡見公園は江の島などと同じ陸繋島という地形で、昔は「市杵島(いつきしま)」という島だったと伝えられてます。高台になっているため見晴らしがよく、北前船の航海時代には日和山の役割をしていました。夕日の最も美しい6月下旬から8月にかけて、夕方になると開花する夕菅(ゆうすげ)の花が咲きます。レモン色の花からは、ほのかに甘い香りがします。ぜひ夕陽と共に、幻想的な風景をご覧ください。
基本情報
- 住所
- 兵庫県美方郡香美町香住区 海岸一帯
- 電話番号
- 0796-36-1234(香美町香住観光協会)
- アクセス
- ・JR香住駅から車で約5~10分
・北近畿豊岡自動車道豊岡出石ICから車で約40分 - 駐車場
- 有(無料)